「B級映画の帝王("King of the Bs")」ロジャー・コーマンがお亡くなりになりました。2024年5月9日、カリフォルニア州サンタモニカの自宅にて。98歳没。監督作品は50作以上、製作または製作総指揮作品は約400作に及びます。中には「買い付けて改竄して公開」といった“人の褌で相撲”な作品も含まれますが、いいじゃないですか、そんな事は。★まずはそのお人柄の一端に触れましょう。 ★続いて監督作をひとつふたつ。 ★門下生には秘伝の無茶振り。 ★心意気が伝わる製作あれこれ。 ★買い付けも積極的。 ★金も出すが顔も出す。製作&出演作品 コーマンによって“アメリカが日本の危機的状況を救う”とい…
【旧作関係者の思惑吹き飛ばして】ツイスターズ(の予告編)【仕切り直し続編】
「ツイスター」(1996年/ヤン・デ・ポン監督)の続編「ツイスターズ」の予告が公開されました。前作は壊れかけ夫婦の寄り戻し作戦と手柄出し抜き横取り作戦というウルトラどーでもいいお話で、印象に残っているのは「牛の中空舞い踊り👇」だけという残念無双作でした。 ※改めて牛のシーンをコマ送りで確認しましたが、視界をよぎる寸前の表情がすげーホラー。マジ怖い。と言う訳で「続編?マジかよ!?」だったのですが、・新作に前作出演者は一切からまず、・お話の連続性もない。という事か分かって一安心。実は旧作関係者は続編づくりにいたくご執心だったようで。主演のひとり、ビル・パクストンは、751人の命を奪った1925年の…
「OIZUMI東映現代劇の潮流2024」「続・おんな番外地」1966年東映東京監督:小西通雄脚本:船橋和郎禁男の獄舎に閉じ込められた女たちの生と性を描いて話題を呼んだ緑魔子主演「おんな番外地鎖の牝犬」の続編。刑期を終えて仮出所したものの、世間の冷たい風にさらされ、男たちの欲望の餌食となる様が描かれる。続編ということで1作目の方も11年ぶりに鑑賞して上で。前作「おんな番外地鎖の牝犬」の平山妙子(緑魔子)が出所した後日談。前科者の更正がいかに難しい社会か。丁度9年におよぶ服役終えた合沢萌のYouTube見たばかりだったから色々考えちゃったい。でも平山妙子御本人も由利徹との見合いで由利が前科者と知った時にあんな暗い表情してましたからね。割れ鍋に綴じ蓋は案外大事かも。刑務所仲間との同窓会が苦しさを少し紛らせる。前...「続・おんな番外地」
【天使の美脚】ワンルーム、日当たり普通、天使つき。 ♯6【幼女の罵倒】
森太郎が家に帰ると、シャワー上がりのとわと何かちっこいのがもうひとり。『プラスもうひとり増えとる!』 ああ、これはあれですね。『増えてる…未確認生物、増えてる~!』 「そらのおとしもの/第6話」より。 「ワンルーム、日当たり普通、天使つき。/第6話・襲来・低気圧幼女」(2024年5月11日TOKYO MX放送/村上勉演出)二人目の天使は「しう」。下界に降りて1週間音信不通なとわを心配してやって来たとわ大好き幼女。想像していたのは人間界をあげてのとわVIP待遇(こんな👇イメージ)。 それなのに、住んでいたのは息が詰まるような狭いあばら家。しかも外出を禁止された上に人間の男の世話を甲斐甲斐しく…。…
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