ザ・スタークラブ HIKAGE
「バンドをやる気になったのは、ラモーンズのおかげです。1976年の末に日本で発売されたレコード(ファーストアルバム『RAMONES』。本国では1976年4月発売)を聴いてみたら、ラモーンズの曲はすごくいいのに、ギターソロがなかった。当時はハードロックの時代だったから、バンドをやるなら素晴らしいギターテクニックが必要だと考えていたんだけど、ラモーンズを聴いて思わず、『これならできる』となったんです。いま考えるとラモーンズの演奏ももちろんうまいんだけど。リズムの良さとかそういうことは、まだよく分かってなかったんでね」「1977年の夏です、ラジオで初めてピストルズの『アナーキー・イン・ザ・UK』を聴いたのは。サウンドはハードロックに近いように感じたけど、曲はラモーンズと同様、俺の好きなスリーコードがバーっときて...ザ・スタークラブHIKAGE