『君に読む物語』門松や 冥土の旅の一里塚
めでたくもあり めでたくもなし。一休宗純の歌だそうだ。 この歌は、今読んでいる伊坂幸太郎さんの「マリアビートル」に「一里塚」とうい言葉が出てきて意味がわからなくて調べている中で知った。(ちなみにこの本は、来年公開予定のブラピ主演「Bullet Train」の原作です。) 本を読むと知らない言葉に出会う。私にとって言葉との出会いはとても嬉しい事だ。自分を表現する、なにかを感じ取る色がより明確になる気がする。 『君に読む物語』 療養施設で老女に一冊の本を読み聞かせる同い年くらいの男性デューク(ジェームズ・ガーナー)。老女(ジーナ・ローナンズ)は、認知症を患っているが彼の語りかける言葉に何か懐かしい…