☆映画レビュー☆

LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-

LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-。劇場オリジナルアニメ。GYAO!で無料配信していたので見てみました。異世界から現代京都に転生してきた姫騎士たちと魔王が、日常を謳歌しながら魔王の欠片を集める話。ストーリーというよりキャラで見せるタイプかな。なかなか面白かったし楽しめたんだけど、すこし説明不足かなと感じてしまったのと、エピソードが足りないというか、せっかくのキャラが見せきれてなくてもったいない…要するに尺が足りないのか。その分スピーディで飽きることなく見られたんですけどね。2時間くらいあるともっと楽しめるようになりそう。いや、それよりテレビシリーズにしたほうがいいような気もする。転生前にあったこととか、異世界に帰るのかとか、そのあたりまできっちりと描いてほしいなと。個人的に京都が好きでよく行っているので...LAIDBACKERS-レイドバッカーズ-

シンデレラ

シンデレラ。ディズニー実写版。ディズニーアニメは見ていないので知りませんが、基本的には童話とそんなに変わらない感じ。ただ、エラと王子が互いの素性を知らないまま森で会っていて、その時点で惹かれあっていたということになってました。魔法でドレスアップした美しさに惹かれたわけでも、王子という地位に惹かれたわけでもないと。舞踏会にしても王子が森で会った少女を見つけ出したくて開いたもので、エラが舞踏会に行きたがったのも見習いのキットにもういちど会いたかったから。王子様に見初められてハッピーエンドというより、愛するひとと結ばれてハッピーエンドという形。まあ今の時代そうじゃないと共感を得られないよね。しかしエラの父親はなんであんな性悪女と再婚したんだ？見る目なさすぎじゃない？お人好しすぎて簡単に騙されちゃったのかな。もしかした...シンデレラ

きみと、波にのれたなら

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美女と野獣

美女と野獣。エマ・ワトソン主演。これミュージカル映画だったんですね。最初は日本語吹替で見ていたけど、エマ・ワトソンの歌声が聞きたくてオリジナルのほうに変えました。こういう非現実的な部分のあるおとぎ話にはミュージカルは親和性が高い。映像はきれいだし、歌も効果的だし、わかりやすくて楽しくてとてもよかったです。何度も見たくなるのもわかる。ベルが野獣に惹かれていくさまがきちんと描かれていたのもよかったなと。ここが納得いかなかったら台無しになるところでした。頭からっぽでゲスいガストンと対比しているのでわかりやすい。ただタイトルが…姿にとらわれない真実の愛をという話なのに「美女」とは…。ベルがどうとか野獣がどうとかじゃなくてね。男は野獣でもいいけど女は美女じゃないとお話にならないという、作者の無意識の意識が透けて見えるよう...美女と野獣

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

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バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー

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フローレス【アメリカ映画】

 元警官のウォルト（Ｒデニーロ）がラスティの部屋での銃撃戦の現場に向かう途中で脳卒中で倒れ、右半分が麻痺してしまいますデヴィッドシーモアホフマン演じるラスティ…

胸騒ぎのシチリア

胸騒ぎのシチリア。声の出なくなった女性ロック歌手と今彼と元彼と元彼の娘（若い美女）がシチリアでバカンスする話。今彼と元彼は友達らしいけど、いかにも問題が起こりそうなこんな組み合わせでよく一緒にバカンスしようと思ったな。誰得なんだ。隙あらばよりを戻そうとしていた元彼的には願ったり叶ったりだったのか。まあ最終的には殺されてしまったわけだけど。これ番組表でミステリーと書いてあったから録画して見てみたんだけど、どう見てもミステリーではないような。1時間半くらいは嫉妬と欲望がひそやかに渦巻く中でひたすらバカンスしている感じで、そのあとようやく事件が起こったけど特に謎らしき謎もなく。警察はもうちょっと真面目に仕事しろよ。でもイタリアのイナカなんてあんな感じなのかなぁとも思う（偏見）。たいして捜査もしないまま、面倒くさいから...胸騒ぎのシチリア

リプリー

リプリー。嘘をつくのが得意なこじらせ男の話。もちろん悪いのはリプリーなんだけど、金持ち息子の気まぐれもなかなか罪深い。何もかも持っている太陽のようなまぶしいひとに、あんなふうにかわいがられたら、自分は特別と勘違いしてしまうのもわからないではない。特に劣等感に苛まれてきたようなひとは。リプリーはいささか思い込みが強すぎたけども。飽きられたという事実を受け入れられなかったのが悲劇の始まり。ディッキーに愛されたいという気持ちより、ディッキーのようになりたいという気持ちのほうが大きかったのかな。殺害後は嘘に嘘を重ねて綱渡り。世間はわりと狭く、思わぬところからほころびが出てきてヒヤヒヤ。衝動的にことを起こしてさらに嘘を重ねてついには二進も三進もいかなくなって。リプリーを応援しているわけではないけれど、バレてほしいのかほし...リプリー

トライアングル

トライアングル。ヨットセーリング中に遭難した男女グループが、助けを求めて乗り込んだ豪華客船で殺人鬼に襲われる話。ホラーサスペンスかと思ったらループものでした。こう繋がってるんだとかそのあたりはすごく面白かったんだけど、ループしているという事実を見せているだけで、それを打破するわけではなく、なぜループしているのかも明かされないまま。ただ、永遠に抜け出せないと感じさせる結末は悪くないなと。なぜループしているのかが描かれていればなおよかった。まああれこれ勝手に想像するのも楽しいんですけどね。メモや死体などの物理的なものが残っているというのは斬新だった。視覚的にはかなり効果がある。でもどういうことなのか真面目に考え出すとわけがわからなくなる（笑）。結局、主人公は亡くなっていて、交通事故で記憶等リセットされてまたループす...トライアングル

ハミングバード

ハミングバード。軍法会議から逃亡してホームレス生活をしている元兵士と、敬虔な修道女の話。まったく違うところで生きてきたふたりだけど、心に傷を負い、してはならないことをしてしまったという共通点があって。だからこそ通じるものがあったのかな。ふたりが互いにほんのすこし心を通わせ合って、影響を与え合って、けれどそれぞれの居場所に戻っていくというのがよかった。主人公は最後までアウトローなままだしもどかしい気持ちもあるけれど、これはこれでありなのかなと。ただ、ホームレスの女性との関係がまったく描かれていなかったので、復讐話に感情移入しづらいというか。あとで紹介文を読んだら、ジョゼフが唯一心を開いた少女（少女…？？）とか書いてあったけど、映画を見ただけではそこまでわからなかったぞ。シスター側の話はとてもよかった。修道女である...ハミングバード

砂上の法廷

砂上の法廷。父親を殺した罪に問われている少年を弁護する話。おまえが犯人だったんかい！というどんでん返しものだけど、わかりやすくて素直に楽しめました。ただ、いろいろと物足りなさは感じましたが。息子のことを思うとつらい。弁護士どころか母親にも裏切られてたってことじゃないか。自分は母親を庇ったのに。弁護士がどういうつもりだったのか、母親がどういうつもりだったのか、はっきりとはわからない。弁護士は最初から息子を逮捕させて無罪にする筋書きを描いていたの？母親もそれを知っていて協力したの？弁護士と母親は男女の関係だったの？そこらへんが曖昧なままのような。あと最強の嘘発見器と言われているパートナーがキーマンになるのかと思ったら、そういうわけではなく。ちょっと肩すかし。最強の嘘発見器だけど弁護士の嘘は見抜けなかったのかな…ちょ...砂上の法廷

シャークネード ラスト・チェーンソー

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ザ・ファーム／法律事務所

ザ・ファーム／法律事務所。うっかりマフィアの息がかかった法律事務所に就職してしまった新米弁護士の話。マフィアがひどいのはもちろんだけど、FBIもえげつない。国のためという大義があるとはいえ、罠にはめて脅して協力させようとするとか、やってることはマフィアとあんまり変わらない気が。それで協力者がどうなろうと所詮は他人事なんでしょうね。そんなFBIの言いなりにならず、マフィアの手下にもならず、自由な人生を取り戻すためにミッチが奮闘しているのはわかったけど、具体的に何をしているのかはぼんやりとしか理解できなかった。アメリカの刑罰は累積なんだっけ。最後はミッチたち夫婦もなんとか元の鞘におさまったけど、これでよかったのかなぁともやもやする。美女がちょっと誘惑しただけで浮気しちゃうようなひとは、きっとこれからもするよ。個人的...ザ・ファーム／法律事務所

ブラック・クランズマン

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No,26 映画監督エド・ウッドの作品をアートと認めるべきなのか…。私は少なくとも巨匠ではないと考える。

映画監督エド・ウッドの作品をアートと認めるべきなのか…。私は少なくとも巨匠ではないと考える。 カルト映画大好きな皆様、お待たせいたしました。 本日のテーマは、映画界の迷監督 「エド・ウッド」 である。 エド・ウッド―史上最低の映画監督 作者: ルドルフグレイ,Rudolph Grey,稲葉紀子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 1995/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る いきなりだが、エド・ウッドファンの皆様に宣戦布告しよう。 エド・ウッドは映画界の巨匠ではない。 それどころか、プロの映画監督と名乗ることに対して疑問すらある（エド・ウッドファンの皆様は、こ…

チェンジリング

チェンジリング。ロサンゼルスで実際に起きた事件をもとにした映画。行方不明の子供が見つかったと思ったら別人で…というのでミステリっぽいのをイメージしてたら、最初から警察の仕業だとわかるような描き方で、どちらかというと事件より母親の生きざまを見せるような話でした。事件はもちろん恐ろしいけれど、警察も同じくらい恐ろしい。映画やドラマで悪名高いロス市警は実際にひどかったらしい。捏造したあげく、それを訴えてきた一般市民は速攻で精神科病棟にぶちこむと。子供の告白をきちんと聞いてくれた刑事がいたのが救い。殺人事件が発覚するあたりまではグイグイ見せてくれたけど、その後はちょっとグダグダしてきたかな。面白くないわけじゃないけど地味な話が続くので。フィクションだったら息子が見つかって再会するような展開になるんだろうけど、実話だとそ...チェンジリング