【原因はマット・デイモン?】残された者 -北の極地-【異常で孤独だが規則正しい生活選手権】
北極圏に不時着した男。乗っていたセスナをシェルターに、根気強く救難信号を送り続け、雪原に巨大なSOSを刻み、簡易な装置で魚を釣り(南極なら不可能ですが、北極圏は穴を掘ればスケールのデカいワカサギ釣りが出来る)、じっと救助を待つ。時間と行動を事細かにルール化した規則正しい毎日。しかし、日々是徒労。助けは来るのか…。 「残された者 -北の極地-」(2018年/ジョー・ペナ監督) 黙々と作業をこなす主人公オボァガード(マッツ・ミケルセン)の日常が淡々と綴られます。一切の説明無しで。どこから来たのか、どこに行こうとしていたのか、何故、不時着する破目になったのか。回想もモノローグも一切。シェルターの近く…