簡素化する葬儀
今日は隣家の通夜がある。葬儀の在り様については、日本国中様々な方式、しきたりがあるだろう。オイラの住む地域は半端に田舎なので昔に比べて大きく簡素化されているのを実感する。 隣邦で不幸が有れば、その班に属する者は葬儀のお手伝いをするのが当然だった。それも昔は夫婦でおもむき、通夜では朝まで付き合わされたこともある。田舎では自宅で通夜から葬式、三日までやるのが普通なので、突然の出来事に隣家は欠勤して会社に大迷惑を掛けるのが当たり前であった。しかも最後の最後に喪主から労いの接待を受けるだめ、深夜まで食事もできないのである。でももうそんな時代じゃない。 近年では自宅で葬儀をする家はめっぽう減った。葬儀場…
2025/03/31 13:28